📌 この記事の結論
テレワークが定着した今、自宅や外出先から会社のネットワークに安全にアクセスするためにVPN(仮想プライベートネットワーク)の導入が不可欠になっています。しかし、VPNサービスは種類が多く、個人向け・法人向けで機能や料金が大きく異なるため、どれを選べばいいか迷う方も多いのではないでしょうか。 この記事では、テレワーク用VPNの基礎知識から、個人リモートワーカー
この記事でわかること
- テレワーク用VPNとは?基本の仕組みを理解する
- 個人向けVPNと法人向けVPNの違い
- 個人リモートワーカー向けおすすめVPN比較表
- 中小企業向けおすすめVPN比較表
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テレワークが定着した今、自宅や外出先から会社のネットワークに安全にアクセスするためにVPN(仮想プライベートネットワーク)の導入が不可欠になっています。しかし、VPNサービスは種類が多く、個人向け・法人向けで機能や料金が大きく異なるため、どれを選べばいいか迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、テレワーク用VPNの基礎知識から、個人リモートワーカー向け・中小企業向けそれぞれのおすすめVPNサービス、費用比較、導入手順、セキュリティ上の注意点までを網羅的に解説します。
テレワーク用VPNとは?基本の仕組みを理解する
VPNとは「Virtual Private Network(仮想プライベートネットワーク)」の略で、インターネット上に暗号化されたトンネルを構築し、安全に通信を行う技術です。テレワークでは、自宅のWi-Fiやカフェの公衆回線から社内システムにアクセスする場面が増えるため、通信の盗聴やデータ漏洩を防ぐ目的でVPNが活用されます。
VPNが必要な理由
テレワーク環境でVPNが求められる主な理由は以下の通りです。
- 通信の暗号化:フリーWi-Fiや自宅回線での通信内容を第三者から保護する
- 社内ネットワークへの安全なアクセス:VPN経由で社内サーバーやファイル共有にアクセスできる
- IPアドレスの秘匿:自身のIPアドレスが外部に公開されるリスクを軽減する
- 情報漏洩の防止:クライアント情報や業務データの流出リスクを下げる
VPNの主な種類
VPNにはいくつかの種類があり、利用目的によって最適な選択肢が異なります。
- リモートアクセスVPN:個人のPCやスマートフォンから社内ネットワークに接続する方式。テレワークで最も多く使われる
- サイト間VPN(拠点間VPN):本社と支社など、拠点同士をVPNで接続する方式。企業ネットワークの統合に適している
- パーソナルVPN:個人がプライバシー保護や地域制限の回避を目的に使うサービス。NordVPNやExpressVPNなどが代表例
個人向けVPNと法人向けVPNの違い
テレワーク用VPNを選ぶ際、まず理解しておきたいのが個人向けと法人向けの違いです。目的やセキュリティ要件に応じて適切な選択をしましょう。
個人向けVPN(パーソナルVPN)の特徴
- 月額数百円〜1,500円程度で利用可能
- 専用アプリで簡単に接続・切断ができる
- サーバーロケーションが世界中にあり、海外コンテンツのアクセスにも対応
- プライバシー保護(ノーログポリシー)を重視した設計
- 個人の責任で管理するため、組織的な統制は難しい
法人向けVPN(ビジネスVPN)の特徴
- ユーザー数やトラフィック量に応じた料金体系
- 管理者用ダッシュボードで社員のVPN利用状況を一元管理
- 専用IPアドレスの割り当てが可能
- SAML認証やActive Directory連携など、企業セキュリティ基盤との統合
- SLA(サービスレベル保証)付きのサポート体制
どちらを選ぶべきか?
フリーランスや個人事業主であれば、個人向けVPNでも十分なセキュリティを確保できます。一方、社員が5名以上いる中小企業や、クライアント企業からセキュリティ基準を求められる場合は、法人向けVPNの導入を検討すべきでしょう。
個人リモートワーカー向けおすすめVPN比較表
個人でテレワークを行う方向けに、主要VPNサービスの料金・速度・セキュリティを比較しました。
| サービス名 | 月額料金(2年プラン) | サーバー数 | 同時接続台数 | ノーログポリシー | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| NordVPN | 税込約530円/月 | 6,400台以上(111カ国) | 10台 | あり(第三者監査済み) | 速度・セキュリティのバランスが良い |
| ExpressVPN | 税込約750円/月 | 3,000台以上(105カ国) | 8台 | あり(第三者監査済み) | 通信速度に定評がある |
| Surfshark | 税込約340円/月 | 3,200台以上(100カ国) | 無制限 | あり | 同時接続台数が無制限でコスパが高い |
| CyberGhost | 税込約320円/月 | 11,500台以上(100カ国) | 7台 | あり | サーバー数が多くストリーミング向き |
| Private Internet Access | 税込約290円/月 | 35,000台以上(91カ国) | 無制限 | あり(裁判で証明済み) | 低価格でありながら機能が豊富 |
※ 上記の料金・数値は各公式サイトの情報を参照しています(掲載時点)。最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。
※ 料金は各サービス公式サイトより(2026年4月時点)。為替レートにより変動する場合があります。当サイト調べ。
NordVPN ─ 総合力の高さで選ぶなら
NordVPNは世界で1,500万人以上のユーザーを持つ大手VPNサービスです。AES-256暗号化、ダブルVPN(2つのサーバーを経由する二重暗号化)、脅威対策機能(マルウェアブロック)を備えており、セキュリティ面で高い評価を受けています。
通信速度も安定しており、テレワーク中のビデオ会議やクラウドサービスの利用でもストレスを感じにくいのが魅力です。2年プランの場合、月額約530円(税込)で利用できます。
ExpressVPN ─ 速度重視のリモートワーカー向け
ExpressVPNは通信速度に強みを持つVPNサービスです。独自プロトコル「Lightway」を採用しており、接続速度と安定性に優れています。ビデオ会議が多い方や、大容量ファイルのやり取りが頻繁な方に適しています。
料金はやや高めですが、24時間対応のライブチャットサポートや30日間返金保証があり、初めてVPNを使う方でも安心して導入できます。
Surfshark ─ コストパフォーマンスで選ぶなら
Surfsharkは月額約340円(税込・2年プラン)という手頃な価格でありながら、同時接続台数が無制限という特徴を持ちます。PC・スマートフォン・タブレットなど複数デバイスを使い分けるリモートワーカーにとっては大きなメリットです。
CleanWeb機能(広告・マルウェアブロック)やMultiHop(複数サーバー経由)など、セキュリティ機能も充実しています。
中小企業向けおすすめVPN比較表
従業員数5〜100名程度の中小企業向けに、法人VPNサービスを比較しました。
| サービス名 | 月額料金目安 | 管理機能 | 専用IP | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| NordLayer(旧NordVPN Teams) | 税込約1,100円/ユーザー | 管理ダッシュボード・ユーザー管理 | あり | NordVPNの法人版。導入が容易 |
| Perimeter 81 | 税込約1,200円/ユーザー | SASE対応・ゼロトラスト | あり | ゼロトラストネットワーク対応 |
| Cisco AnyConnect | 要見積もり | 高度なポリシー管理 | あり | 大手企業の実績が豊富 |
| OpenVPN Access Server | 無料〜(2接続まで) | Webベース管理画面 | 自社サーバー利用 | オープンソースで柔軟にカスタマイズ可能 |
※ 上記の料金・数値は各公式サイトの情報を参照しています(掲載時点)。最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。
※ 料金は各サービス公式サイトより(2026年4月時点)。契約条件やユーザー数により変動します。当サイト調べ。
NordLayer ─ 導入のしやすさが魅力
NordLayerは個人向けNordVPNの法人版として、直感的な管理ダッシュボードと簡単な導入プロセスが特徴です。IT専任担当者がいない中小企業でも、数時間で全社導入を完了できるケースが多く報告されています。
SAML認証やGoogle Workspace連携にも対応しており、既存のID管理基盤とスムーズに統合できます。
OpenVPN Access Server ─ コストを抑えたい企業に
OpenVPN Access Serverは、オープンソースのOpenVPNをベースにした法人向けソリューションです。2接続までは無料で利用でき、自社サーバーにインストールして運用するため、月額課金のコストを抑えられます。
ただし、サーバーの構築・運用にはLinuxサーバーの知識が求められるため、社内にIT技術者がいる企業に向いています。
テレワーク用VPN導入の5ステップ
VPNの導入手順は、個人向けサービスであれば非常にシンプルです。以下の5ステップで利用を開始できます。
ステップ1:利用目的の明確化
まず、VPNを使う目的を整理しましょう。「公衆Wi-Fiでの安全な通信」「社内ネットワークへのリモートアクセス」「海外出張時のセキュリティ確保」など、目的によって最適なサービスが変わります。
ステップ2:サービス選定と契約
前述の比較表を参考に、予算とニーズに合ったサービスを選びます。多くのサービスが30日間の返金保証を設けているので、まずは試してみるのがおすすめです。長期プラン(1年・2年)を選ぶと月額料金が大幅に下がるため、継続利用が前提なら長期プランが経済的です。
ステップ3:アプリのインストール
契約後、VPNサービスの公式サイトからアプリをダウンロードし、PC・スマートフォンにインストールします。Windows・macOS・iOS・Androidなど主要OSに対応しているサービスがほとんどです。
ステップ4:初期設定とサーバー選択
アプリにログインし、接続先サーバーを選択します。テレワーク用途であれば、日本国内のサーバーに接続するのが基本です。国内サーバーのほうが通信速度が安定するためです。
ステップ5:動作確認
VPN接続後、以下の項目を確認しましょう。
- IPアドレスがVPNサーバーのものに変わっているか(確認サイト:whatismyipaddress.com 等)
- 社内システムに正常にアクセスできるか
- ビデオ会議ツール(Zoom・Google Meet等)が問題なく動作するか
- 通信速度が業務に支障のないレベルか
VPN利用時のセキュリティ注意点
VPNを導入しただけで安心してはいけません。以下のセキュリティ対策もあわせて実施することで、テレワーク環境の安全性をより高められます。
無料VPNのリスクを理解する
無料VPNサービスは、運営費を広告収入やユーザーデータの販売で賄っているケースがあります。通信ログを記録・販売する無料VPNも過去に報告されており、業務利用にはリスクが伴います。テレワーク用途では、有料の信頼性の高いサービスを選ぶことを推奨します。
VPN接続を常時ONにする
「VPNに接続し忘れた」状態で業務を行うと、暗号化されない通信が発生するリスクがあります。多くのVPNアプリには「Kill Switch(キルスイッチ)」機能があり、VPN接続が切れた際にインターネット通信を自動的に遮断します。この機能を有効にしておきましょう。
二要素認証(2FA)の併用
VPNアカウントへの不正アクセスを防ぐため、二要素認証を設定しましょう。Google Authenticatorやauthy等の認証アプリを使った2FAが一般的です。
OSとアプリの定期アップデート
VPNアプリ本体だけでなく、OS・ブラウザ・業務アプリケーションも最新の状態に保つことが重要です。既知の脆弱性を放置すると、VPNで通信を暗号化していても端末自体が攻撃を受けるリスクがあります。
公衆Wi-Fiでの追加対策
カフェやコワーキングスペースの公衆Wi-Fiを使う際は、VPN接続に加えて以下の対策を実施すると安全性が高まります。
- ファイアウォールの有効化
- ファイル共有機能のOFF
- HTTPSのサイトのみアクセス(ブラウザの「HTTPS Only」モードを活用)
- 自動Wi-Fi接続の無効化(意図しないネットワークへの接続を防ぐ)
テレワーク用VPNの費用を抑えるコツ
VPNの費用をできるだけ抑えるためのポイントを紹介します。
長期プランを活用する
多くのVPNサービスでは、月額契約よりも1年・2年の長期プランのほうが大幅に割安です。たとえば、NordVPNの場合、月額プランでは税込約1,960円ですが、2年プランでは月あたり約530円になります(NordVPN公式サイトより、2026年4月時点)。
同時接続台数を確認する
個人事業主やフリーランスであれば、家族と共有できるサービスを選ぶとコストパフォーマンスが向上します。SurfsharkやPrivate Internet Accessは同時接続台数が無制限のため、1アカウントで複数人が利用可能です。
企業は従業員数に応じたプランを選ぶ
法人向けVPNでは、従業員数によってボリュームディスカウントが適用される場合があります。10名以上、50名以上といった区切りで割引率が変わるサービスが多いため、事前に見積もりを取ることをおすすめします。
無料トライアルと返金保証を活用する
多くのVPNサービスは30日間の返金保証を設けています。実際の業務環境で速度や安定性を試してから本契約に移行できるため、リスクを抑えた導入が可能です。
VPNプロトコルの違いと選び方
VPNサービスでは複数の通信プロトコルを選択できる場合があります。プロトコルによって速度・セキュリティ・安定性が異なるため、用途に合ったものを選びましょう。
| プロトコル | 速度 | セキュリティ | 特徴 |
|---|---|---|---|
| WireGuard | 高速 | 高い | 軽量で高速。近年多くのサービスが採用 |
| OpenVPN | 中程度 | 高い | オープンソースで信頼性が高い。業界標準 |
| IKEv2/IPsec | 高速 | 高い | モバイル環境での安定性に優れる |
| L2TP/IPsec | 中程度 | 中程度 | 古い規格だが互換性は高い |
※ 上記の料金・数値は各公式サイトの情報を参照しています(掲載時点)。最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。
※ 当サイト調べ。
テレワーク用途では、WireGuardまたはOpenVPNが推奨されます。WireGuardは軽量で通信速度が速く、OpenVPNは長年の実績と高いセキュリティを備えています。どちらを選んでも業務利用に十分な暗号化強度を持っています。
よくある質問(FAQ)
Q. VPNを使うと通信速度は遅くなりますか?
暗号化処理の分だけ多少の速度低下は発生します。ただし、NordVPNやExpressVPNなどの大手サービスであれば、日本国内サーバーへの接続で速度低下は概ね10〜20%程度に収まるケースが多く、ビデオ会議や通常のWeb閲覧には支障がないレベルです。
Q. 会社から支給されたPCにもVPNは入れられますか?
会社支給のPCにソフトウェアをインストールする場合は、情報システム部門の承認が必要な企業がほとんどです。自己判断でインストールするとセキュリティポリシー違反になる場合があるため、事前に社内の担当者に確認しましょう。
Q. スマートフォンでもVPNは使えますか?
はい。主要VPNサービスはiOS・Android両方のアプリを提供しています。スマートフォンでもテレワーク業務を行う場合は、PCと同様にVPNアプリをインストールして接続しましょう。
Q. VPNと「ゼロトラスト」はどう違いますか?
VPNは「ネットワーク全体を信頼済みにする」アプローチで、一度VPNに接続すれば社内ネットワーク全体にアクセスできます。一方、ゼロトラストは「何も信頼しない」前提で、アクセスする都度ユーザーやデバイスを検証する仕組みです。近年は、VPNからゼロトラストへの移行を進める企業も増えています。中小企業ではまずVPNで基盤を整え、将来的にゼロトラスト導入を検討するのが現実的です。
Q. 個人事業主のVPN費用は経費にできますか?
業務目的でVPNを利用する場合、通信費として経費計上が可能です。契約時の領収書や利用明細を保管しておきましょう。ただし、プライベート利用と兼用する場合は、業務使用割合に応じた按分が必要になります。詳細は税理士にご確認ください。
Q. 海外出張時にもVPNは役立ちますか?
海外では、国や地域によって特定のWebサービスへのアクセスが制限される場合があります。日本のVPNサーバーに接続することで、日本国内と同じ環境でインターネットを利用できるケースがあります。また、海外の公衆Wi-Fiは日本以上にセキュリティリスクが高いため、VPNの利用が特に推奨されます。
まとめ:テレワーク用VPN選びのポイント
テレワーク用VPNを選ぶ際のポイントを整理します。
- 個人リモートワーカー:NordVPN・Surfsharkなどの個人向けサービスが手軽でコスパも良い
- 中小企業:NordLayerやPerimeter 81など管理機能付きの法人向けサービスが安心
- 費用を抑えたい:長期プランや同時接続台数無制限のサービスを活用する
- 速度重視:WireGuardプロトコル対応のサービスを選ぶ
- セキュリティ重視:ノーログポリシーが第三者監査で証明されたサービスを選ぶ
VPNはテレワーク環境のセキュリティを支える基盤です。自分の働き方やチーム規模に合ったサービスを選び、安全なリモートワーク環境を構築しましょう。まずは30日間の返金保証を利用して、実際の業務環境で試してみることをおすすめします。
おすすめ光回線・通信サービス
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