📌 この記事の結論
介護職の平均年収はいくら?最新データで確認 厚生労働省「令和5年度介護従事者処遇状況等調査結果」によると、介護職員の平均月給は約29.3万円(処遇改善加算を受けている施設の場合)です。年収に換算すると約351万円となります。 ただし、この数値は施設形態・地域・資格の有無・夜勤回数などによって大きく変動します。以下は施設形態別の平均月給です。 施設形態 平均月
この記事でわかること
- 介護職の平均年収はいくら?最新データで確認
- 介護職の年収を上げる5つの方法【比較表】
- 方法1:資格を取得して手当・基本給を上げる
- 方法2:夜勤回数を増やして手当を積み上げる
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介護職の平均年収はいくら?最新データで確認
厚生労働省「令和5年度介護従事者処遇状況等調査結果」によると、介護職員の平均月給は約29.3万円(処遇改善加算を受けている施設の場合)です。年収に換算すると約351万円となります。
ただし、この数値は施設形態・地域・資格の有無・夜勤回数などによって大きく変動します。以下は施設形態別の平均月給です。
| 施設形態 | 平均月給(常勤) | 年収換算 |
|---|---|---|
| 特別養護老人ホーム | 約34.8万円 | 約418万円 |
| 介護老人保健施設 | 約33.9万円 | 約407万円 |
| 訪問介護事業所 | 約31.5万円 | 約378万円 |
| 通所介護事業所(デイサービス) | 約27.5万円 | 約330万円 |
| グループホーム | 約29.1万円 | 約349万円 |
※ 上記の料金・数値は各公式サイトの情報を参照しています(掲載時点)。最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。
※出典:厚生労働省「令和5年度介護従事者処遇状況等調査結果」(2026年4月閲覧)
特別養護老人ホームや介護老人保健施設など、入所型の施設は夜勤手当が含まれるため月給が高くなる傾向があります。一方、デイサービスなどの通所型施設は夜勤がない分、月給は低めです。
この平均年収を踏まえたうえで、年収を上げるための具体的な方法を5つ解説していきます。
介護職の年収を上げる5つの方法【比較表】
介護職が年収を上げるための方法は大きく5つあります。それぞれの特徴・年収アップの目安・難易度を比較表にまとめました。
| 方法 | 年収アップの目安 | 実現までの期間 | 難易度 | ポイント |
|---|---|---|---|---|
| 資格を取得する | 年20万〜80万円 | 6ヶ月〜3年 | 中〜高 | 介護福祉士・ケアマネが王道 |
| 夜勤回数を増やす | 年24万〜72万円 | 即日〜1ヶ月 | 低 | 体力面の負担に注意 |
| 給与水準の高い施設に転職する | 年30万〜80万円 | 1〜3ヶ月 | 中 | 特養・老健は高水準 |
| 役職に就く(リーダー・管理者) | 年30万〜100万円 | 3〜5年 | 中〜高 | マネジメント経験が鍵 |
| 処遇改善加算が手厚い法人に移る | 年15万〜40万円 | 1〜3ヶ月 | 低〜中 | 求人票で加算区分を確認 |
※ 上記の料金・数値は各公式サイトの情報を参照しています(掲載時点)。最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。
※当サイト調べ(2026年4月時点)。年収アップ額は目安であり、地域・施設規模・個人の経験により異なります。
以下、それぞれの方法を詳しく解説します。
方法1:資格を取得して手当・基本給を上げる
介護業界は資格の有無で給与に明確な差が出ます。取得する資格によって年収の上がり幅も変わるため、自分のキャリアプランに合った資格を選ぶことが重要です。
介護関連資格の年収アップ額の目安
| 資格名 | 取得期間の目安 | 月給アップの目安 | 年収アップ換算 |
|---|---|---|---|
| 介護職員初任者研修 | 1〜4ヶ月 | 約1万〜2万円 | 約12万〜24万円 |
| 介護福祉士実務者研修 | 6ヶ月 | 約1.5万〜2.5万円 | 約18万〜30万円 |
| 介護福祉士(国家資格) | 実務経験3年+研修 | 約3万〜5万円 | 約36万〜60万円 |
| ケアマネジャー | 実務経験5年+試験 | 約4万〜7万円 | 約48万〜84万円 |
| 社会福祉士 | 大学卒+試験 | 約3万〜5万円 | 約36万〜60万円 |
※ 上記の料金・数値は各公式サイトの情報を参照しています(掲載時点)。最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。
※当サイト調べ(2026年4月時点)。施設や地域によって異なります。
年収アップの効果が高い資格は介護福祉士とケアマネジャーです。介護福祉士は国家資格として資格手当の対象となるだけでなく、処遇改善加算の配分でも優遇されます。
まだ無資格の方は、まず介護職員初任者研修を取得し、実務経験を積みながら介護福祉士を目指すルートが王道です。すでに介護福祉士を持っている方は、ケアマネジャーや社会福祉士へのステップアップを検討しましょう。
方法2:夜勤回数を増やして手当を積み上げる
夜勤手当は介護職の年収を手っ取り早く上げる方法の一つです。1回あたりの夜勤手当は施設によって異なりますが、相場は以下の通りです。
- 特別養護老人ホーム:1回あたり5,000円〜8,000円
- 介護老人保健施設:1回あたり5,000円〜7,000円
- グループホーム:1回あたり4,000円〜6,000円
※出典:日本医療労働組合連合会「介護施設夜勤実態調査」参照(2026年4月閲覧)
仮に夜勤1回6,000円の手当がつく施設で、月4回の夜勤をこなすと月24,000円、年間で約29万円の収入増になります。月6回に増やせば年間で約43万円の上乗せです。
ただし、夜勤は身体への負担が大きいため、無理のない範囲で回数を調整することが大切です。体調管理を徹底しながら、可能な範囲で夜勤回数を確保しましょう。
方法3:給与水準の高い施設に転職する
同じ介護職でも、施設形態や運営法人によって給与水準には大きな差があります。給与が高い施設の特徴を押さえておきましょう。
給与が高くなりやすい施設の条件
- 入所型施設(特養・老健):夜勤手当が加算されるため月給が高い
- 大規模法人が運営する施設:福利厚生・賞与が充実している傾向がある
- 処遇改善加算の区分が高い施設:加算Iを取得している施設は手当が厚い
- 都市部の施設:地域手当が加算されるケースが多い
転職活動では、求人票の「月給」だけでなく、賞与実績・夜勤手当・処遇改善加算の有無・昇給制度を総合的に確認することが重要です。介護専門の転職エージェントを利用すると、求人票に載っていない内部情報(離職率・残業時間など)も教えてもらえます。
方法4:役職に就いてキャリアアップする
介護現場のリーダーやフロア主任、施設管理者といった役職に就くと、役職手当が加算されて年収が上がります。
役職ごとの手当の目安は以下の通りです。
- ユニットリーダー・フロアリーダー:月1万〜3万円の手当
- 主任・副施設長:月3万〜5万円の手当
- 施設長・管理者:月5万〜10万円の手当(年収500万〜600万円台も可能)
役職に就くには、一定の実務経験に加えて、チームのマネジメント能力や後輩指導の実績が求められます。日頃からリーダーシップを発揮し、シフト管理や業務改善の提案などを積極的に行うことが昇進への近道です。
なお、施設長クラスは介護福祉士やケアマネジャーの資格を保有していることが要件となるケースも多いため、資格取得とキャリアアップは並行して進めるのが理想です。
方法5:処遇改善加算が手厚い法人を選ぶ
2024年6月から「介護職員等処遇改善加算」が一本化され、加算率が引き上げられました。この制度を十分に活用している法人に所属するかどうかで、年収に差が生まれます。
処遇改善加算のポイントは以下の通りです。
- 加算には区分I〜IVがあり、区分Iが最も手厚い
- 加算額は法人の裁量で配分されるため、同じ区分でも法人ごとに受け取り額は異なる
- 求人票に「処遇改善加算あり」と記載されていても、区分や配分方法は確認が必要
転職活動では「処遇改善加算の区分はいくつか」「加算分はどのように配分されているか(基本給上乗せ・一時金・手当)」を面接時に質問しましょう。区分Iを取得し、基本給に上乗せしている法人は、安定して高い給与が期待できます。
介護職の年収アップに関するFAQ
無資格・未経験でも年収350万円以上は狙えますか?
施設形態と勤務条件次第で可能です。特別養護老人ホームで夜勤を月4〜5回こなせば、無資格でも年収350万円前後を狙えるケースがあります。さらに介護職員初任者研修を取得すれば資格手当が加算されるため、より達成しやすくなります。
介護福祉士を取得するにはどうすればいいですか?
最も一般的なルートは「実務経験3年以上 + 介護福祉士実務者研修修了 + 国家試験合格」です。試験は毎年1月に実施され、合格率は例年70%前後で推移しています。実務者研修は働きながら通信講座で受講できるため、仕事と両立しやすい点もメリットです。
男性介護職の年収相場はどのくらいですか?
厚生労働省の調査では、男性介護職員の平均月給は女性より約1万〜2万円高い傾向があります。これは男性の方が夜勤に入る回数が多いことや、役職者の割合が高いことが主な要因です。性別による基本給の差というよりも、勤務形態や役職の違いが年収差に表れています。
ケアマネジャーになると年収はどのくらいになりますか?
ケアマネジャーの平均年収は約420万〜450万円です。居宅介護支援事業所で主任ケアマネジャーになると、年収500万円を超えるケースもあります。ただし、介護現場のリーダー職(施設長など)の方が年収が高くなる場合もあるため、自分のキャリアの方向性を考えたうえで選択しましょう。
介護業界の将来性は?年収は今後上がりますか?
高齢化の進行に伴い、介護人材の需要は今後も増加が見込まれています。政府も処遇改善加算の拡充や介護報酬の見直しを段階的に進めており、介護職の待遇は改善傾向にあります。ただし、上昇幅は緩やかなため、資格取得やキャリアアップによる自助努力も併せて行うのが現実的な年収アップ戦略です。
まとめ:戦略的に取り組めば介護職でも年収アップは可能
介護職の年収を上げるための5つの方法を振り返ります。
- 資格取得:介護福祉士・ケアマネで年36万〜84万円アップの可能性
- 夜勤回数の調整:月4回の夜勤で年約29万円の手当増
- 施設選び:特養・老健など給与水準の高い施設へ転職
- 役職へのキャリアアップ:リーダー・管理者で年30万〜100万円アップ
- 処遇改善加算の活用:区分Iの法人を選んで手当を最大化
一つの方法だけでなく、複数の方法を組み合わせることで年収の上昇幅はさらに大きくなります。まずは自分の現状を整理し、取り組みやすい方法から実践してみてください。
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※ 本記事の情報は2026年4月時点の内容です。最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。
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