📌 この記事の結論
マンションの防犯リスク|オートロックでも安心できない理由 マンションに住んでいると、「オートロックがあるから安心」と考えがちです。しかし、オートロック付きマンションでも侵入被害は発生しています。 警察庁の「住まいる防犯110番」によると、共同住宅(3階以下)への侵入窃盗は2024年に4,258件発生しており、戸建住宅に次いで被害件数が多い状況です。 オートロ
この記事でわかること
- マンションの防犯リスク|オートロックでも安心できない理由
- マンションの防犯対策10選
- おすすめ防犯グッズ比較表
- 階数別・状況別の優先対策
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マンションの防犯リスク|オートロックでも安心できない理由
マンションに住んでいると、「オートロックがあるから安心」と考えがちです。しかし、オートロック付きマンションでも侵入被害は発生しています。
警察庁の「住まいる防犯110番」によると、共同住宅(3階以下)への侵入窃盗は2024年に4,258件発生しており、戸建住宅に次いで被害件数が多い状況です。
オートロックだけでは防げない主な侵入手口は以下のとおりです。
共連れ(ピギーバック)
住民がオートロックを解錠した際に、後ろからついていく手口です。日常的に行われやすく、住民同士で注意しにくいという問題があります。宅配業者や業務関連の訪問者を装うケースもあります。
非常階段・駐車場からの侵入
オートロックはエントランスのみに設置されていることが多く、非常階段の出入り口や地下駐車場からの侵入を防げない場合があります。また、ゴミ置き場への出入り口が施錠されていないマンションもあります。
ベランダからの侵入
低層階のマンションでは、ベランダや窓からの侵入リスクがあります。排水パイプやエアコンの室外機を足場にして上層階に侵入するケースも報告されています。
宅配ボックスの暗証番号を悪用
不在票に記載された暗証番号を盗み見て宅配ボックスから荷物を窃取する手口もあります。また、宅配ボックスの設置エリアからマンション内部に侵入するケースもあります。
マンションの防犯対策10選
マンション特有のリスクを踏まえ、効果的な防犯対策を10個紹介します。自分の住まいの状況に合わせて、複数の対策を組み合わせることが重要です。
対策1:補助錠を設置する
玄関ドアに補助錠(サムターンカバーや追加の鍵)を設置することで、ピッキングやサムターン回しへの対策になります。賃貸マンションでも、穴あけ不要の補助錠であれば設置が可能です。
対策2:窓に防犯フィルムを貼る
窓ガラスを割って侵入する手口に対しては、防犯フィルムが有効です。CPマーク(防犯性能の高い建物部品)の認定を受けた製品を選ぶと、より高い防犯効果が期待できます。1〜3階の低層階に住んでいる方は特に検討をおすすめします。
対策3:窓用の補助錠を取り付ける
窓のクレセント錠は防犯性能が低いため、窓用の補助錠を追加で取り付けましょう。窓の上下に補助錠を設置すると、窓を割られても開けにくくなります。
対策4:防犯カメラ(ネットワークカメラ)を設置する
玄関ドアの前やベランダに小型の防犯カメラを設置すると、不審者への抑止効果があります。スマートフォンからリアルタイムで映像を確認できるネットワークカメラが便利です。
対策5:スマートドアベル(ビデオドアホン)を導入する
Ring・Google Nest Doorbell・SwitchBot ドアベルなどのスマートドアベルを設置すれば、外出中でもスマートフォンで来訪者を確認できます。動体検知機能により、不審な動きがあった際に通知を受け取ることも可能です。
対策6:センサーライトを設置する
ベランダや玄関周りにセンサーライトを設置すると、人の動きを感知して自動で点灯します。侵入者にとって「見られている」という心理的な抑止効果があります。ソーラー充電式であれば配線工事が不要です。
対策7:スマートロックを導入する
スマートロックを導入すると、鍵の閉め忘れ防止(オートロック機能)や、外出先からの施錠確認が可能になります。鍵を持ち歩く必要がなくなるため、鍵の紛失リスクも軽減されます。
対策8:在宅を装う工夫をする
長期間の外出や旅行時には、留守であることを悟られないための工夫が重要です。
- タイマー付き照明で在宅を装う
- テレビや音楽を自動でオン・オフにするスマートプラグを活用する
- 郵便物や新聞が溜まらないよう、配達の一時停止を依頼する
対策9:管理組合・管理会社に防犯強化を相談する
共用部分の防犯対策については、管理組合や管理会社に相談しましょう。以下のような要望を伝えることで、マンション全体の防犯レベルを向上させられる可能性があります。
- 共用部分への防犯カメラの増設
- 非常階段・駐車場の出入り口のオートロック化
- エントランスの照明の改善
- 防犯パトロールの実施
対策10:ホームセキュリティの導入を検討する
より高いレベルの防犯を求める場合は、SECOMやALSOKなどのホームセキュリティサービスの導入を検討しましょう。異常を検知した際にガードマンが駆けつけてくれるサービスは、特に一人暮らしの方にとって安心感があります。
おすすめ防犯グッズ比較表
マンションで使える防犯グッズを比較表にまとめました。
| 商品カテゴリ | 費用目安(税込) | 設置の手軽さ | 防犯効果 | 賃貸での使用 |
|---|---|---|---|---|
| 補助錠(玄関用) | 約1,000〜5,000円 | 簡単(工事不要タイプあり) | 高い | 穴あけ不要タイプなら可 |
| 防犯フィルム(窓用) | 約3,000〜10,000円 | やや手間がかかる | 高い | 退去時に剥がせるタイプなら可 |
| 窓用補助錠 | 約500〜2,000円 | 簡単(粘着テープ式あり) | 高い | 可(粘着テープ式) |
| ネットワークカメラ | 約3,000〜15,000円 | 簡単(Wi-Fi接続) | 中〜高い(抑止効果) | 可 |
| スマートドアベル | 約5,000〜20,000円 | やや手間がかかる | 中〜高い | 要確認(配線工事が必要な場合あり) |
| センサーライト | 約1,000〜5,000円 | 簡単(ソーラー式・粘着式あり) | 中程度(心理的抑止) | 可(ソーラー式) |
| スマートロック | 約10,000〜30,000円 | やや手間がかかる | 中程度(閉め忘れ防止) | 粘着テープ式なら可 |
| 防犯ブザー | 約500〜2,000円 | 簡単 | 低〜中程度(緊急時の威嚇) | 可 |
※ 上記の料金・数値は各公式サイトの情報を参照しています(掲載時点)。最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。
※上記は一般的な費用目安です。製品によって価格は大きく異なるため、購入前に各メーカーの公式サイトや販売店で確認してください。
階数別・状況別の優先対策
1〜3階(低層階)の方
低層階はベランダや窓からの侵入リスクが高いため、以下の対策を優先しましょう。
- 防犯フィルムの貼付(最優先)
- 窓用補助錠の設置
- センサーライトの設置(ベランダ側)
- ネットワークカメラの設置
4階以上(中・高層階)の方
高層階は窓からの侵入リスクは低いものの、玄関からの侵入やストーキング被害への対策が必要です。
- 補助錠の設置(玄関ドア)
- スマートドアベルの導入
- スマートロックの導入(閉め忘れ防止)
一人暮らしの方
一人暮らしの場合、在宅・不在のパターンが読まれやすいため、以下の対策が効果的です。
- 在宅を装う照明のタイマー設定
- スマートドアベルで来訪者を確認
- ホームセキュリティの導入検討
よくある質問(FAQ)
賃貸マンションでも防犯対策はできますか?
できます。穴あけ不要の補助錠・粘着テープ式のセンサーライト・Wi-Fi接続のネットワークカメラなど、賃貸でも原状回復が可能な防犯グッズは多数あります。ただし、退去時の原状回復義務があるため、壁や扉に穴を開けるような工事が必要な製品は避けるか、管理会社に許可を取ってから設置してください。
防犯カメラをマンションの共用部分に設置してもいいですか?
共用部分への防犯カメラの設置は個人の判断で行えません。管理組合の総会での承認が必要です。個人で設置する場合は、自分の部屋の玄関前やベランダなど、専用使用部分に限定してください。また、隣室や共用部分が映り込む場合はプライバシーへの配慮が必要です。
マンションの防犯対策にかかる費用はどのくらいですか?
基本的な防犯グッズ(補助錠・防犯フィルム・センサーライト)であれば、合計5,000〜15,000円程度で揃えられます。ネットワークカメラやスマートロックを追加する場合は、さらに10,000〜30,000円程度が加わります。ホームセキュリティを導入する場合は、初期費用に加えて月額3,000〜7,000円程度のランニングコストがかかります。
防犯フィルムは自分で貼れますか?
市販の防犯フィルムは自分で貼ることが可能ですが、気泡が入りやすく施工に技術が必要です。CPマーク認定の防犯フィルムについては、専門業者による施工が推奨されています。業者に依頼した場合の費用は、窓1枚あたり15,000〜30,000円程度が相場です。
空き巣に狙われやすいマンションの特徴はありますか?
以下のような特徴を持つマンションは、侵入リスクが高い傾向があります。
- エントランスにオートロックや管理人がいない
- 共用部分の照明が暗い
- 植栽が高く、外部から死角が多い
- 非常階段や駐車場の出入り口が施錠されていない
- 住民同士のコミュニケーションが希薄で、不審者に気づきにくい
これらに該当するマンションにお住まいの場合は、個人での防犯対策を厚めに行い、管理組合にも改善を要望することをおすすめします。
おすすめ暮らし・住まいサービス
※ 本記事の情報は2026年5月時点の内容です。最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。
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