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Excel関数おすすめ20選|仕事で使える実践テクニック

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📌 この記事の結論

Excel関数を覚えるとなぜ仕事が速くなるのか Excelは多くのビジネスパーソンが日常的に使うツールですが、関数を活用している方は意外と少数派です。手作業で集計やデータ整理を行っている場合、関数を使うだけで作業時間を大幅に短縮できます。 例えば、1,000行のデータから条件に合うものだけを合計する作業を手作業で行うと数十分かかりますが、SUMIF関数を使え

Excel関数を覚えるとなぜ仕事が速くなるのか

Excelは多くのビジネスパーソンが日常的に使うツールですが、関数を活用している方は意外と少数派です。手作業で集計やデータ整理を行っている場合、関数を使うだけで作業時間を大幅に短縮できます。

例えば、1,000行のデータから条件に合うものだけを合計する作業を手作業で行うと数十分かかりますが、SUMIF関数を使えば数秒で完了します。VLOOKUP関数を使えば、別のシートから必要なデータを自動で引っ張ってこられるため、手入力によるミスも防げます。

ここでは、仕事で実際に使う頻度が高い関数を20個厳選し、用途別に分類して解説します。各関数の使用例もセットで紹介するので、すぐに実務に取り入れられます。

Excel関数おすすめ20選|用途別一覧表

No. 関数名 用途カテゴリ 概要 難易度
1 SUM 集計 数値の合計を求める 初級
2 AVERAGE 集計 数値の平均を求める 初級
3 COUNT / COUNTA 集計 数値/データの件数を数える 初級
4 SUMIF / SUMIFS 集計 条件に合うデータだけを合計 中級
5 COUNTIF / COUNTIFS 集計 条件に合うデータの件数を数える 中級
6 VLOOKUP 検索 縦方向にデータを検索して値を返す 中級
7 XLOOKUP 検索 VLOOKUPの上位互換。左方向の検索も可能 中級
8 INDEX + MATCH 検索 柔軟な検索。VLOOKUPの弱点を補う 上級
9 TODAY / NOW 日付 今日の日付/現在の日時を返す 初級
10 DATEDIF 日付 2つの日付の差(年/月/日)を計算 中級
11 YEAR / MONTH / DAY 日付 日付から年/月/日を取り出す 初級
12 TEXT 文字列 数値を指定した書式の文字列に変換 中級
13 LEFT / RIGHT / MID 文字列 文字列の一部を取り出す 初級
14 CONCATENATE / CONCAT / & 文字列 文字列を結合する 初級
15 SUBSTITUTE 文字列 文字列の置換 中級
16 IF 条件分岐 条件に応じて異なる値を返す 初級
17 IFS 条件分岐 複数の条件を順番に評価 中級
18 IFERROR 条件分岐 エラー時に代替値を表示 中級
19 AND / OR 条件分岐 複数条件の組み合わせ 中級
20 ROUND / ROUNDUP / ROUNDDOWN 集計 四捨五入/切り上げ/切り捨て 初級

※ 上記の料金・数値は各公式サイトの情報を参照しています(掲載時点)。最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。

集計関数|データの合計・平均・件数を求める

1. SUM関数|基本中の基本

指定した範囲の数値を合計します。Excelで最もよく使われる関数です。

書式:=SUM(範囲)

使用例:=SUM(B2:B100) → B2からB100までの数値の合計を返す

離れたセルの合計も可能です。=SUM(B2,D2,F2) のように、カンマで区切って指定します。

2. AVERAGE関数|平均値を求める

書式:=AVERAGE(範囲)

使用例:=AVERAGE(C2:C50) → C2からC50までの数値の平均値を返す

空白セルは計算から除外されますが、0が入力されているセルは計算に含まれます。データに0が含まれる場合は、AVERAGEIF関数で0を除外する方法もあります。

3. COUNT / COUNTA関数|データの件数を数える

COUNT:数値が入力されているセルの数を数える

COUNTA:空白でないセルの数を数える(文字列も含む)

使用例:=COUNTA(A2:A100) → A2からA100までの空白でないセルの数を返す

アンケートの回答数や、データの入力済み件数を確認するときに便利です。

4. SUMIF / SUMIFS関数|条件付き合計

書式:=SUMIF(条件範囲, 条件, 合計範囲)

使用例:=SUMIF(A2:A100,”東京”,C2:C100) → A列が「東京」の行だけ、C列の値を合計

SUMIFS関数は複数条件に対応しています。=SUMIFS(C2:C100,A2:A100,”東京”,B2:B100,”営業部”) のように、条件を追加できます。

5. COUNTIF / COUNTIFS関数|条件付き件数カウント

書式:=COUNTIF(範囲, 条件)

使用例:=COUNTIF(D2:D100,”>=80″) → D列で80以上のセルの数を数える

「特定のカテゴリに何件のデータがあるか」「基準値以上のデータが何件あるか」を瞬時に確認できます。

検索関数|別のデータから値を引っ張る

6. VLOOKUP関数|最も使われる検索関数

書式:=VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, 検索方法)

使用例:=VLOOKUP(A2,商品マスタ!A:C,3,FALSE) → A2の値を商品マスタシートのA列から検索し、C列(3列目)の値を返す

第4引数は必ずFALSE(完全一致)を指定してください。TRUE(近似一致)にすると意図しない結果が返されるケースがあります。

VLOOKUPの注意点:

  • 検索値は必ず検索範囲の左端列にある必要がある
  • 検索範囲の左側にある列は参照できない
  • 同じ検索値が複数ある場合、最初に見つかった値を返す

7. XLOOKUP関数|VLOOKUPの進化版

書式:=XLOOKUP(検索値, 検索範囲, 戻り範囲, 見つからない場合の値)

使用例:=XLOOKUP(A2,商品マスタ!B:B,商品マスタ!A:A,”該当なし”) → A2の値をB列から検索し、A列の値を返す。見つからない場合は「該当なし」

VLOOKUPとの最大の違いは、左方向の検索が可能な点と、エラー時の代替値を直接指定できる点です。Microsoft 365またはExcel 2021以降で利用可能です。

8. INDEX + MATCH関数|柔軟な検索の組み合わせ

書式:=INDEX(戻り範囲, MATCH(検索値, 検索範囲, 0))

使用例:=INDEX(C2:C100,MATCH(A2,B2:B100,0)) → B列からA2の値を検索し、同じ行のC列の値を返す

VLOOKUPの弱点(左方向の検索ができない、列の挿入でずれる)を補える組み合わせです。慣れれば最も汎用性の高い検索方法になります。

日付関数|日付の計算と取り出し

9. TODAY / NOW関数|現在の日付・日時

TODAY:=TODAY() → 今日の日付を返す(例:2026/4/18)

NOW:=NOW() → 現在の日時を返す(例:2026/4/18 15:30)

期限管理で「=A2-TODAY()」とすれば、期限までの残日数を計算できます。

10. DATEDIF関数|日付の差を計算

書式:=DATEDIF(開始日, 終了日, 単位)

使用例:=DATEDIF(A2,TODAY(),”Y”) → A2の日付から今日までの年数を返す

単位には “Y”(年)、”M”(月)、”D”(日)を指定できます。社員の勤続年数や、契約期間の計算に便利です。

11. YEAR / MONTH / DAY関数|日付の分解

使用例:

  • =YEAR(A2) → A2の日付から「年」を取り出す
  • =MONTH(A2) → A2の日付から「月」を取り出す
  • =DAY(A2) → A2の日付から「日」を取り出す

月別の集計やピボットテーブル用のデータ加工で活躍します。

文字列関数|テキストの加工と結合

12. TEXT関数|書式を指定して文字列に変換

書式:=TEXT(値, 書式)

使用例:=TEXT(A2,”yyyy/mm/dd”) → 日付を「2026/04/18」の形式で表示

=TEXT(B2,”#,##0″) → 数値にカンマ区切りを適用して文字列化(例:1,234,567)

13. LEFT / RIGHT / MID関数|文字列の一部を取り出す

使用例:

  • =LEFT(A2,3) → A2の先頭3文字を取り出す
  • =RIGHT(A2,4) → A2の末尾4文字を取り出す
  • =MID(A2,5,3) → A2の5文字目から3文字を取り出す

郵便番号の上3桁を抽出する、電話番号の市外局番を取り出すといった用途で使えます。

14. CONCATENATE / &演算子|文字列の結合

使用例:=A2&” “&B2 → A2とB2を半角スペースで結合

姓と名を結合して氏名にする、住所の各要素を結合するといった用途で頻繁に使います。CONCAT関数(Excel 2016以降)でも同じことができます。

15. SUBSTITUTE関数|文字列の置換

書式:=SUBSTITUTE(対象, 検索文字列, 置換文字列)

使用例:=SUBSTITUTE(A2,”-“,””) → A2のハイフンをすべて削除(例:03-1234-5678 → 0312345678)

データのクリーニング(不要な文字の削除、表記ゆれの統一)に便利です。

条件分岐関数|条件に応じた処理

16. IF関数|最も基本的な条件分岐

書式:=IF(条件, 真の場合, 偽の場合)

使用例:=IF(C2>=80,”合格”,”不合格”) → C2が80以上なら「合格」、そうでなければ「不合格」

IF関数はネスト(入れ子)にすることで複数条件を処理できますが、3段階以上の条件分岐にはIFS関数を使った方が読みやすくなります。

17. IFS関数|複数条件を順番に評価

書式:=IFS(条件1, 値1, 条件2, 値2, …)

使用例:=IFS(C2>=90,”A”,C2>=80,”B”,C2>=70,”C”,TRUE,”D”) → 点数に応じてA〜Dのランクを返す

最後にTRUEを指定すると、どの条件にも当てはまらない場合のデフォルト値を設定できます。

18. IFERROR関数|エラー処理

書式:=IFERROR(式, エラー時の値)

使用例:=IFERROR(VLOOKUP(A2,B:C,2,FALSE),”該当なし”) → VLOOKUPでエラーが出た場合に「該当なし」と表示

VLOOKUPやINDEX+MATCHで検索値が見つからない場合の#N/Aエラーや、0で割った場合の#DIV/0!エラーを防げます。資料として他の人に共有する際には、エラー表示を防ぐためにIFERRORで囲むことをおすすめします。

19. AND / OR関数|複数条件の組み合わせ

使用例:

  • =IF(AND(B2>=80,C2>=80),”合格”,”不合格”) → B2とC2の両方が80以上なら「合格」
  • =IF(OR(B2>=90,C2>=90),”優秀”,”通常”) → B2またはC2のどちらかが90以上なら「優秀」

IF関数と組み合わせることで、複雑な条件分岐を実現できます。

20. ROUND / ROUNDUP / ROUNDDOWN関数

使用例:

  • =ROUND(A2,0) → A2の値を四捨五入して整数にする
  • =ROUNDUP(A2,0) → A2の値を切り上げて整数にする
  • =ROUNDDOWN(A2,0) → A2の値を切り捨てて整数にする

第2引数は小数点以下の桁数を指定します。0なら整数、1なら小数第1位まで、-1なら10の位で丸めます。請求書の金額計算や、税込価格の算出で頻繁に使います。

実務で使える関数の組み合わせテクニック

VLOOKUP + IFERROR|エラーのない検索結果

=IFERROR(VLOOKUP(A2,マスタ!A:D,4,FALSE),””) → 検索値が見つからない場合は空白を返す

IF + AND + SUMIF|複合条件の集計判定

=IF(AND(SUMIF(A:A,E2,C:C)>=100000,COUNTIF(A:A,E2)>=5),”VIP”,”一般”) → 合計金額10万円以上かつ取引5回以上なら「VIP」

TEXT + CONCATENATE|書式付きの文字列結合

=”請求日:”&TEXT(TODAY(),”yyyy年m月d日”) → 「請求日:2026年4月18日」のような表示

Excel関数に関するよくある質問

Q. 関数が多すぎて覚えられません。まず何を覚えればいいですか?

まずはSUM、AVERAGE、IF、VLOOKUPの4つを覚えましょう。この4つだけで、日常業務の大半に対応できます。慣れてきたらSUMIF、COUNTIF、IFERRORを追加し、その後INDEXやMATCHに進むのがおすすめです。

Q. VLOOKUPとXLOOKUP、どちらを使うべきですか?

使用しているExcelのバージョンがMicrosoft 365またはExcel 2021以降であれば、XLOOKUPがおすすめです。VLOOKUPより機能が豊富で、書式もシンプルです。ただし、ファイルを古いバージョンのExcelを使う方と共有する場合は、互換性のためVLOOKUPを使った方が安全です。

Q. 関数の入力中にエラーが出る場合の対処法は?

よくあるエラーと対処法は以下の通りです。

  • #N/A:検索値が見つからない → IFERRORで囲む、検索値の表記ゆれを確認
  • #VALUE!:引数のデータ型が不正 → 数値と文字列が混在していないか確認
  • #REF!:参照先が無効 → 行や列を削除していないか確認
  • #DIV/0!:0で割っている → IFERRORで囲むか、IF関数で0除算を回避

Q. 関数の練習におすすめの方法は?

実際の業務データを使って練習するのが最も効率的です。「今手作業でやっている集計を関数で自動化できないか」と考えながら、一つずつ関数を適用していくと、実践的なスキルが身につきます。

まとめ|まず4つの関数から始めて仕事を効率化しよう

Excelの関数は、覚えれば覚えるほど仕事のスピードが上がります。しかし、一度にすべてを覚える必要はありません。まずはSUM・AVERAGE・IF・VLOOKUPの4つをマスターし、次にSUMIF・COUNTIF・IFERRORを追加するのが効率的なステップです。

関数を使いこなせるようになると、手作業で数十分かかっていた集計が数秒で完了し、手入力によるミスもなくなります。浮いた時間を分析や企画などの付加価値の高い業務に充てることで、仕事の質も向上します。

本記事で紹介した20の関数を参考に、まずは自分の業務で使えそうなものから1つずつ試してみてください。使ってみると「こんなに便利だったのか」と実感するはずです。

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